結婚式の映像を作成する上で、最近注目度の高いテーマとして著作権のお話があります。
弊社でもエンドロールを作成させて頂くにあたって市販楽曲を利用したいと考えている新郎新婦さまにはこの著作権に関するお話をさせて頂いております。
ここで著作権について詳しくご存知ない方のために簡単に説明致しますと、音楽などの創作物には著作者に認められた権利があり、その認められた権利全体を指して一般的には著作権と呼ばれています。
この著作権と呼ばれているものは著作権と著作隣接権に分類することが出来、エンドロールで使用する市販楽曲を例に挙げると著作権は”歌詞”と”楽譜”、著作隣接権は”人の声”と”楽器の音”が対象になります。
著作権と著作隣接権は演奏権や複製権、同一性の保持などいろいろな権利を有しているのですが、この中でも結婚式での映像商品を製作する上で関連する権利として複製権が挙げられます。
・・・なんだかとてもややこしいですね(^^;)
著作権の説明を詳しくするととても細かく難しいところまで説明しないと齟齬が生じてしまう可能性がありますのでこの辺にしておきますが、”市販楽曲を映像商品で利用するには著作権の手続きが別途必要”という事を新郎新婦さまにはご理解頂きたく今回は記事にしました。
映像業者の中にはこの”市販楽曲使用(著作権)の手続き”を行っていない業者もあるかもしれませんが、せっかくの晴れの日に新郎新婦さまに後々ご迷惑がかかるような対応を弊社では致しません。
別途費用となってしまいますが音楽特定利用促進機構(ISUM)という一般社団法人を通して弊社では適切に著作権対応を代行させて頂きますので新郎新婦さまには安心してご注文頂きたいと考えております^^
また、ISUMや著作権に関してもう少し詳しく知りたいとお考えの新郎新婦さまのために下記ISUMのURLを掲載致しました。ご興味がございましたらご覧下さい。
・一般社団法人 音楽特定利用促進機構(ISUM): https://isum.or.jp/
P.S. ISUMサイト内の相談できる事業者一覧”映像演出・記録撮影会社一覧”に弊社も掲載されております。合わせてご確認頂ければ幸いです^^
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